中日の久本祐一打撃投手(37)が20日、5年ぶりに復帰した古巣に「とにかく暗い。カープと全然違う」と苦言。昨季まで選手として所属した広島のようなネアカ軍団に変わらせることを誓った。
ナゴヤ球場での合同自主トレでは、練習後に新人選手が自己紹介を兼ねてファンにあいさつしている。この日、久本が「笑いを取れ!」と言って送り出したのがドラフト4位左腕・笠原=新潟医療福祉大=だった。
しかし、まじめなあいさつだけで退散。久本はイラ立った表情でルーキーからマイクを奪い取り「裏方として帰ってきた久本です。チームを何とか明るくしていきたい」と声を張り上げて、喝采を浴びた。
4年間在籍したカープで、中日とのチームカラーの違いを肌で感じた。このオフも静岡市で広島・菊池らと自主トレ。現地では鯉党の芸人「ザ・ギース」尾関らが“前座”としてコントをして、訪れたファンを喜ばせていたという。
「広島はファンの力で勝たせてもらった部分もある。飽きさせない工夫をしている」と、オフでもファン目線のサービスが充実していることを強調。ファンとの一体感が、昨季優勝の一因と力説した。
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2017年01月
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【楽天】西武からの移籍した岸投手、「多少むちゃしてでも結果を」13勝超えの宣言をする!
(出典 amd.c.yimg.jp)
練習を公開した楽天岸は、観覧車を背にキャッチボールする(撮影・浅見桂子)
西武時代の自分を超える。フリーエージェント(FA)権を行使して楽天に移籍した岸孝之投手(32)が21日、Koboパーク宮城で自主トレを公開し、キャリアハイを力強く宣言した。「今までは13勝が最高だった。それ以上勝って、あとは1つずつ積み重ねていければ。1年間しっかりと投げられれば自信はある」。09年と14年に挙げた13勝を上回ってみせる。
首脳陣は、さらなる高みを求めている。梨田監督は前日20日に「則本と岸で沢村賞を争うくらいになってくれれば」と言い、この日も「出来れば、2人で25勝はしてもらいたい」と大きな期待を寄せた。星野球団副会長も「1枚加わるとチームはがらりと変わる」とうなずいた。
キャリアハイ更新の先に最多勝、沢村賞など数々のタイトルも見えてくる。岸は「FAで来たからには、チームを勝たせる投球をしたい。多少むちゃをしてでも結果を残さないと」と目先の1勝にこだわる。楽天の本拠地、仙台市出身。「地元、ホームのチームに来た。やらなきゃいけない」と引き締めた。東北の地で、進化を遂げる。【栗田尚樹】
【議論】ヤクルトのエースって誰なん?
【中日】ドラ1柳 魔球落ちるカーブを初披露! ブルペン捕手も2度落球してしまう程!
中日のドラフト1位柳(明大)が19日、選手会合同自主トレが行われているナゴヤ球場で2度目のブルペン入り。捕手を立たせたまま34球を投げ、縦に大きく曲がる宝刀カーブを初披露した。
「独特の球だと思いますけど、体全体を使わないと投げられない。1度(打者の)目線を変えられたら良いと思って投げています。きょうは一回、上にいく感じはしなかった。これからです」
調整段階を強調したが、それでも吉田利一ブルペン捕手が2球連続でポロリと落球する場面があった。
同ブルペン捕手は「上にあがって下に落ちてくる感じ。(ソフトバンク)武田のカーブとも違う。いない軌道です」と証言。
プロ野球界全体を見渡しても類を見ない独特の軌道は、まさに“魔球”と言えた。
中学時代から独学で投げ始めたカーブは、明大入学後に進化した。東京六大学史上8位の通算338奪三振を誇る右腕。
「打者を抑える段階の武器の一つ。打者がどういう反応するか気にしてみたい」。投手人生を支えてきたカーブ。プロの強打者にも気後れすることはない。 (細川 真里)